こんにちは!
リサイクルマート恵那店です。
今日は金と比べると安いイメージを持たれる銀について。
銀の特徴
銀は金と比較すると、非常に安価であり、一部の海外投資家を中心として人気は高いです。
金は価格が高いが銀は安価なことから金に手が届かない人でも小口で投資できることから、値動きも金に似る傾向があります。
しかし、市場規模そのものが小さいことや安価な理由から、金よりも値動きが大きいという特徴があります。
過去にも、投資家であるウォーレン・バフェット氏によって買い占められたことで、銀の価格が大幅に上がったということもありました。
銀は工業分野でも多様な需要がある
銀の需要は工業用が約6割で、半導体などの電子材料分野などさまざまな分野で使用されています。
写真はデジタル化によって需要は激減しましたが、新たに太陽光発電などの新しい需要も生まれています。
つまり、需要によって値幅が変わる、ということです。
銀は工業需要によって価格が左右されるということであり、これが金と大きく異なる点です。
金は経済が危機状況となったときに安全な資産として買われ値が上がります。
銀と金とでは対照的な価格変動がある場合があります。
ベースメタルとして使われる銀
銀の生産地は、メキシコ、ペルー、中国など世界中の広い地域で採取されています。
銀のみを目的として採取されるというよりも、鉛や亜鉛、銅など他の鉱石の副産物として生産されることが多くベースメタルと呼ばれ、それらの需給も銀の相場に影響があります。
銀は金との価格差が100分の1
金と銀とでは価格差が非常に大きく、国内価格はおよそ100分の1となっています。
銀は生産量が多く、希少性のある金と比べ価格差は大きいのです。
この価格差は、長い歴史の間に生まれた価格差で、これも銀相場のひとつの指標になるといえます。
2010年から2020年3月までの10年間の銀の価格・相場推移
では、現在の銀の相場とともに、10年間の価格と推移をみてみましょう。
銀は10年前と比較すると平均値は上がっているものの、ここ10年は相場はあまり変動がないです。
つまりは安定しているかのように見える、ということです。
これは太陽光パネルの生産と大きく連動しています。
太陽光発電はこの10年の間に需要が拡大し、現在、世界最大の太陽光パネルの生産国は中国です。
過去には日本が太陽光パネルの最大の生産国であったが、中国の過剰な生産、低価格によって形勢は逆転しました。
この太陽光パネルの生産によって、銀相場は大きく値上がりしたのだが、再生エネルギーに大きな興味を持っていたオバマ大統領から再生エネルギーに全く興味のないトランプ大統領に変わったことで、再生エネルギー業界は一変してしまいました。
今後の銀相場もアメリカによって大きく左右するのではないかと考えられます。
太陽光パネルの生産により10倍となった銀相場
銀は2009年より前に2008年くらいから相場が上がり始め2011年1月には価格が大幅アップしています。
その上昇値は1990年ごろと比較し、10倍以上にもなっています。
これは太陽光ビジネスのブームによって、投資家であるウォーレン・バフェット氏が銀の年間供給量の20%を買占めたという発言によるものではないかといわれています。
その後、2013年に大きく下落し、現在は日本国内ではグラムあたり100円前後で動いています。
太陽光パネルのように、他の事業において銀の需要が大幅にアップすれば、銀の相場も上がるでしょう。
現在、銀は工事用や電気工事などに使われることが多く、アクセサリー等もありますが、他の事業において銀の需要が高まれば相場も上がっていくでしょう。
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