金相場はどのようにして決まるのか?

こんにちは!

リサイクルマート恵那店です。

本日は金相場はどのようにしてきまるのか?について

金は昔から希少価値が高く、見た目が美しいことから富や権力の象徴として扱われてきました。

そのことから金の価値が消滅したことはないと言われています。

しかし、金の相場はさまざまな要因が影響し、その時々で変化します。

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需要と供給のバランスによる価格変化

金相場は需要と供給のバランスによって価格変化が起こる画像金の相場は需要と供給のバランスによって価格が変化します。 もともとは装飾品や資産目的で所有されることが多かった金ですが、近年は精密機械などの素材として利用されることが増え、金の需要が高まりました。 さらに、需要が高まったことで金が投資の対象になり取引が活発に行われることで、現在の需要と供給のバランスは需要が上回り、金相場が上昇しています。 反対に、金の流通量に比べ金の需要が減れば、金相場は下落します。

ドルの信用や価値の変化

一般的にドルと金相場は逆相関の関係にあると言われており、これはドルの価値が上がる(ドル高になる)と金の相場は下がり、ドルの価値が下がる(ドル安になる)と金の相場が上がるということです。 例えば、通貨への信用や価値が下がった時には、どんな状況にあっても資産価値がなくなることはない金に投資家は投資するため、金の価格が上昇します。

金利の動き

世界的な金利の状況によっても金相場は変化します。 金利が高ければ銀行に現金を預けておくだけでおのずと資産が増えていきますが、現在は世界的な低金利の傾向にあり、銀行に現金を預けても資産を増やすことは難しくなりました。 そのため、現金以外の形の方が資産を増やしやすくなり、金の相場も上がります。

世界情勢

「有事の金」という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。 非常事態が起きた時に、金を買う人が増えることから「有事の金」と呼ばれています。 紛争やテロ、災害などの不安から世界経済が不透明な状態になると、株式や現金など価値が下がる恐れがあるものよりも、現物資産である金をリスク回避のために買い求める人が増え、金の価格が上がるのです。 反対に、世界的に経済の状況が安定すると株式や現金などの価値が上がり、金の相場は下がる傾向にあります。

金の取引相場を決める会社は?

金の過去最高価格はいつ?いくら?の画像金の購入や売却をしようと考えた時に金相場を調べてみると、会社や店舗によって違うことに気が付いた人も多いかと思います。 ここでは主に現物取引についての日本の取引相場の仕組みについて説明します。 まず、金の価格は現物取引と先物取引で指標価格が異なり、相場が決められている市場も変わります。 現物取引は地金(純金の延べ棒)や金貨などを購入、売却したいタイミングでできる取引方法です。ロンドンの金市場が中心となっていて、取引価格もロンドンの金市場で決定されたものが国際的な指標となっています。 一方、先物取引は先に現在の金相場で売買の約束をし、3か月後に決済する時の金相場の差額によって利益や損益が発生するという取引方法です。これはニューヨークにある金市場が中心となっており、取引価格もニューヨークの金市場が指標となっています。

日本において現物取引の指標となる相場を公表しているのは、ロンドン貴金属市場協会(LBMA)というロンドン金市場で取引される金地金の品質を保証している団体に、認定を受けている企業です。 ロンドン貴金属市場協会に認定されている会社は田中貴金属工業や三菱マテリアル、徳力本店などがあり、各会社が毎朝発表している地金の取引価格が指標とされています。しかし、手数料などのコストがかかるため、これらの会社ごとにおいても金の価格は異なります。

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